次の約束
あれから次の約束をした日。
彼は大きな荷物を抱えアタシの最寄りの駅まで来てくれた。お互い自然と笑が零れた。
ホテル予約の時間まで喫茶店に入りお茶を飲みながらまた、会えなかった分の話が始まる。彼は1度話し出すと少年のように目を輝かせ話が止まらなかった。彼のキラキラしている目を見ながら話を聞くのが楽しみでもあった。
そして、ホテル予約の時間になり移動する。
部屋に入るなりベッドの上に大きな荷物を広げて見せてくれた。あ アタシに来て欲しい洋服、靴、下着など色々あった。しばしのファッションショーを始める。彼はとても満足な笑を浮かべてくれた。
そして、もう一つ大事そうに箱をアタシに差し出してくれた。
開けてみるとネックレスと指輪が入っていた。彼はアタシにネックレスを付けたかれはコレでもう俺のものだと囁いたのだった。
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