癌の宣告を聞いてから毎日スマホで癌について調べていまう私。現実を向き合っては泣いてしまう日々。
それに対象とし前向きな彼。葛藤との戦い。
会うたびに体力、食欲共に落ちて痩せていく彼を見る度涙が出そうになる私。
それでも私を生きがいにしてる彼。
彼の前では一生懸命笑った!そして下らない冗談も言った。精一杯だった。私に出来る事は今の彼が望む事をしてあげることしか出来ない。
彼には生きる力を失って欲しくなかった。
今の私は葛藤の毎日であった。
癌の宣告を聞いてから毎日スマホで癌について調べていまう私。現実を向き合っては泣いてしまう日々。
それに対象とし前向きな彼。葛藤との戦い。
会うたびに体力、食欲共に落ちて痩せていく彼を見る度涙が出そうになる私。
それでも私を生きがいにしてる彼。
彼の前では一生懸命笑った!そして下らない冗談も言った。精一杯だった。私に出来る事は今の彼が望む事をしてあげることしか出来ない。
彼には生きる力を失って欲しくなかった。
今の私は葛藤の毎日であった。
病院で検査をし、結果が出たと告げられた。
癌のステージ4今のところは抗がん剤治療のみとの事だった。
あまりにも突然の告白で頭が真っ白になってしまった。
彼に大丈夫だよね?と、問うとなるようにしかならないとの冷たい返事がかえってきた。彼もいっぱいなのだと後から反省した。
電話を切って暫くするとメールが入ってきた。
冷たい態度でゴメンナサイ。お前には笑って傍に居てくれる事が俺の一番の薬なんだ。だから泣かないでくれ。
このメールで我慢していた涙が溢れるばかり出てきてしまった。
年が明け彼の知り合いの病院で再度検査を受けたあと、旅行に行きたいと言い出した。どこに行きたいの?と聞くとセブ島に行きたいと話す。何故だか私がずっと憧れていた所だった場所にビックリした。私も二つ返事で行きたいと伝える。
彼は嬉しそうに予定をたててくれた。
何となく不安はあったけどこれが彼との最後の約束になるとは思わなかったのである。